兵庫県を代表する海産物「兵庫ノリ」の養殖現場で1990年頃からノリの色落ちが問題になっている。これは下水処理のレベルが高くなり栄養塩が海に届きにくくなったことが原因と考えられる。状況を改善しようと海の底に沈殿した栄養塩を巻き上げる海底耕うんに取り組む漁業者の姿を紹介。
海底耕うんとは、ロープの先に専用の漁具をとりつけ海底にしずめ船でひっぱります。海底の砂や泥を耕すことで沈殿した栄養塩をまき上げていきます。また、のりの色落ちの原因となる植物プランクトンを吸収しろ過する二枚貝が住みやすい環境を作っていきます。
多くの人の努力によって瀬戸内海が豊かな海になっていくことでしょう。
2017年10月30日(月)放送しました
「ひょうご海ライブ」サンテレビで毎週月曜18:55~19:00放送中!
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